安土桃山時代に、岐阜県土岐市付近、元屋敷窯跡が発見された場所ではじまったとされる古田織部の「織部焼」。織部製陶は、原材料となる良質な粘土の産地の岐阜県瑞浪市・多治見市(旧・土岐郡)に製造工場を構え、タイルやレンガ・テラコッタといった各種製品の製造を行っています。お客様のご要望に応えるオリジナリティあふれるオーダーメイド製品の高品質さに支持をいただき、おかげさまで1978年(昭和53年)の創業以来、住宅や公共建築など幅広い建物にご採用頂き、小さなリーディングカンパニーを自負しております。そしてこれからも100年存続する企業を目指してまいります。
古田織部の「やきもの」に対する熱意と、その師・千利休の言葉とされる「一期一会」の精神を我が社の思想とし、一生に一度の貴重な出会い・機会を大切にしながら、設計者・施主様との関係を築き、お客様の建物への想いを現実のものとすること。そして一生に一度しか出会えない製品を提供することを念頭に、社員や職人たちと自己研鑽・切磋琢磨し合いながら日々業務に取り組んでいます。すべては、後世に残る誇りある製品の製造、建築物の誕生、街づくりのために。
最後に「やきもの」が世界遺産に認定・登録されることを心より願っております。