松灰とは、植物の灰を原料とした灰釉(かいゆう)という釉薬の一種です。 古くは平安時代から器や茶器などに使用されてきました。 装飾の役目をはたしながら水や油分から陶器を保護します。 松の灰を用いて、一枚一枚職人が手作業でつくりだす豊な表情は 工業製品の枠にとらわれません。